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お客さま導入事例

製造業

株式会社日本ピスコ

長野県岡谷市

1976年に設立された株式会社日本ピスコ様は、産業用ロボットなどに使われる空気圧機器の開発・製造・販売を行う空気圧機器の専門メーカーです。特に継手関係では業界トップクラスの実績を持ち、日本国内にとどまらず海外でも事業を展開するなど高い評価を受けています。

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日本ピスコへeneviewを導入~部署単位での電力使用量把握と切り口を変えた分析

工場の増築など事業拡大を進める株式会社日本ピスコ様(以下、日本ピスコ)は、省エネの取り組みを進めるに当たり電力使用の現状を把握するため、2013年にエネルギー監視システムを導入しました。そのシステムとしてお選びいただいたのは、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下、パナソニックIS)がパナソニック株式会社とともに提案したエネルギーマネジメントシステム「eneview(エネビュー)」です。

1.事業拡大とエネルギー使用量削減の両立

工場の増改築による使用量増加と、特定事業者としての使用量削減の両立を図る必要があった。

2.場所や種類など、詳細な電力使用量の把握

総量での把握が中心で、削減に取り組むベースとなる詳細な使用量が把握できていなかった。


管理1グループ
課長 佐々木 和実 氏
日本ピスコは、クリーンエネルギーについて先進的な取り組みを進めている空気圧機器の専門メーカーです。2009年には、伊那第二工場に長野県でいち早く大規模な太陽光発電システム(400kW)を導入し、これにより長野県環境保全協会の信州エコ大賞を受賞するなど高い評価を受けています。今回エネルギー監視システムの導入を検討した経緯について、株式会社日本 ピスコ 管理1グループ課長の佐々木和実氏は「事業の拡大に伴い工場の増築や新築、設備の更新などを進めたために電力の使用量が増加しました。その結果、2010年に『エネルギーの使用の合理化等に関する法律』に定められる特定事業者の指定を受け、エネルギー使用量削減の取り組みを進める必要が出ました」と語ります。 その中で、株式会社日本ピスコ管理1グループ係長の中村光宏氏は、エネルギー使用量削減への課題を次のように挙げます。
「エネルギーのうち9割が電力であったため、この削減に取り組む必要がありました。しかし総量としての電力使用量の把握しかできておらず、どこでどれだけの電力が使われているのか詳細に把握できていませんでした。 まずは個別の電力使用量を把握する必要があると考えました。」 電力計測に必要な機器導入などの投資について「社内では慎重な声もあった」(佐々木氏)とのことですが、検討の結果、本社工場を始めとする長野県内の全5工場にエネルギー監視システムの導入が決定されました。数あるシステムの中からパナソニックISの提案する「eneview」を選定した理由について佐々木氏は「既設の計測機器の情報も集計できること、価格面で優位性があったこと、画面操作がわかりやすいことなどを考慮しました」と言います。

※エネルギーの使用の合理化等に関する法律 :
省エネルギーについて定められた法律で、別名「省エネ法」。 “工場等(事業場)”、“輸送”、“住宅・建築物”、“機械器具”の4分野で、エネルギー使用の合理化を進めるための措置が定められており、“工場等”においては原油換算した年間のエネルギー使用量が1,500klを超えた場合に特定事業者の指定を受け、使用状況の届け出や報告書の提出、中長期計画書の提出などの義務を負う。

1.部署単位での電力使用量の把握!

現場が詳細な使用量を把握できるようになり、削減の取り組みに繋げることができるようになった。

2.切り口を変えた電力使用量の分析!

電力使用量の大きなものなどの観点で、会社全体として取り組みを進めるものを捉えられるようになった。


管理1グループ
係長 中村 光宏 氏
導入にあたり苦労した点について、中村氏は次の2点を挙げます。「一つは、監視対象となる工場の電気配線の情報をすべて整理する必要があったことです。増改築などで配線図が更新しきれていないものもあり、その調査に時間がかかりました。もう一つは計測をどこまで細かく行うかということです。データを取ろうと思えばいくらでも細かなところまで取れますが、その分投資 も増えていきます。電力使用量の見える化を行ったあと、その情報をどう使うのかイメージしながら進める必要がありました。」 過去に電力の計測に取り組んだ際には総務部門が確認するスタイルであったという日本ピスコですが、佐々木氏は「現場が電力使用の現状を理解し、意識を持ってもらわないと削減は実現されません。そこで今回は、現場が直接見て使うということを最も意識しました。」とポイントを強調します。その結果、各部署が『動力』・『空調』・『照明』の3つの観点で電力使用量を見られるよう計測機器を設置、その積み上げにより工場・エリアや会社全体の電力使用量を把握するという基本構成が出来上がりました。

計測の対象物について佐々木氏は「会社としては電力使用量の削減に繋がることが必要です。そのため、効果が見えやすい大きな使用量を持つものは、より細かなレベルで計測できるよう機器を設置するようにしました」と語ります。


システム概要図
2013年2月、計測機器の設置とシステムの導入は大きなトラブルなく完了し、計測が開始されました。その際に工夫した点として中村氏は「現場が電力削減の取り組みを仕事の一環として行えるように、係長や主任クラスの実務者を対象とした操作説明会を幾度も開催しました」と話します。また、部門長で構成される省エネ委員会の資料としても計測数値を用いるなど活用を進めることにより、「『もっとこういう切り口で見たい』といった声が上がってきています。現場の意識改革という点でも効果が出ていると感じます」(中村氏)と手ごたえを感じている様子。佐々木氏からも「電力使用量の削減に繋がるかという観点で、バランスを見ながら拡げていきたい」と先を見据えたお話をいただきました。

これからの取り組みについて中村氏は「計測を始めてまだ1年、これから前年比が取れるようになってくるので、その値も見ながら電力使用量削減の取り組みを進めたい」と展望を語ります。佐々木氏は「どう取り組めば削減ができるか、効果を生み出すところまで、一緒に進めてもらいたい」とパナソニックISへの期待感を示されました。またシステムについても「電力使用量だけでなく、エネルギー全体を監視・計測できるような仕組みになるといいですね」(中村氏)と話されます。パナソニックISはこうした声にお応えしながら、今後も日本ピスコ様のエネルギー使用量の削減と環境への貢献に寄与してまいります。

IS担当者から「ひとこと」

新事業推進グループ
山下 剛宏

「電力使用量の見える化」をわかりやすく表現するために、お客さまと打合せを重ねグループ構成を考えました。eneviewのグループ管理機能を活用し、お客さまのご要望にお応えできたことに喜びを感じております。お客さまでは今後、計測した使用量も活用し電力使用量削減の取り組みを推進されます。この取り組みに対して新たな商品・サービスをご提案させていただき、さらなるご支援を続けていきたいと思います。

※当サイトに記載された社名および商品名などは、それぞれ各社の商標または登録商標です。

※当サイトの記載内容は取材日時のものです。内容および対象商品については、予告なく変更する場合があります。

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